今回はごもくんが急に体調不良になったお話の備忘録です。
8月12日午前1:20頃,こかあちゃんの就寝前にごもくんの様子をみたら,
ごもくんがパカーン,パカーンと今まで見たこともない呼吸をし始める。
不安なのかこかあちゃんのところにすがりついたので,いつもの逆くしゃみ様の発作が起きるのか,お腹がすいて吐きたいのかと思い,ドライフードを少しあげると食べた。
お腹痛いときの姿勢を何度もとる。
身の置き所がないかのようにふらふら歩きはじめる。
歩きながら腹部右側をしきりに気にする。
時折頭を背中の方にのけぞる。
1時間ほど前は
こんな感じで気持ち良く寝ていたのに,いったい何が突然起きたのか,とても不安になりました

様子を見ていましたが治まる気配どころか,歩いているのにまるで腰が砕けたかのように崩れそうになり,倒れ込むようにへたへたとしてしまう。
ごもくんのかかりつけのI 動物病院は夜間診療はないので,A動物病院に相談の電話をしましたら,快く対応してくださって,来院を勧めてくれました

自分の病気や怪我なら割と平気でいられるこかあちゃんなのですが,ごもくんのこととなると震えが止まらなくなり,電話も一生懸命にならないといけないくらいでした
午前3:00位から診察が始まり,血液検査,レントゲン検査を受けました

異物摂取はないようだが,胃と腸にガスが軽度見られたそうです。
この時採血量が少なかったため,血液検査は一部でしたが,下の表の通りです。
A動物病院血液検査結果 | | 検査項目 | 単位 | 2016/8/12AM3:40頃 |
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TP | g/dl | 6.8 |
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Alb | g/dl |
3.3 |
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ALT(GPT) | U/l | 523 |
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ALP | U/l |
1068 |
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Cre | mg/dl | 0.2 |
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BUN | mg/dl |
15.9 |
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Na | mmol/dl | 146 |
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K | mmol/dl |
4.3 |
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Cl | mmol/dl | 107 |
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CRP | mg/dl |
0.1 |
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炎症傾向もない為,対症療法(補液,抗生物質,消炎鎮痛剤)をしていただきました。
不足分の検査はいつものごもくんかかりつけのI 動物病院にて行うことになりました。
帰宅は午前4時45分 すっかり朝になっていました。
早い処置をしてくださったおかげで,帰りは車の中で寝始め,家に着いたら排尿後,すやすやとすぐに寝てくれて,なんと朝はいつもどおりに食べてくれました
その後A動物病院でしていただいた検査項目,先生への申し送りの書かれた検査用紙を持って,I 動物病院に行き,血液検査,ここのところ便が少ししか出ていなかったので会陰ヘルニアの再発も疑って直腸検査を受けました。
I 動物病院での血液検査の結果は,
I動物病院血液検査結果 | | 検査項目 | 単位 | 2016/8/12AM10:30頃 |
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白血球数 | μl | 9500 |
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LYM(リンパ球) | % | 12.3 |
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MON(単球) | % | 6 |
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GRA(好中球) | % | 81.7 |
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赤血球数 | μl | 614万 |
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ヘモグロビン | g/dl | 14.9 |
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ヘマトクリット | % | 45.1 |
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血小板数 | ×109/L | 207 |
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GPT(ALT) | U/l | 338 |
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GOT(AST) | U/l | 125 |
ALP | U/l | 115 |
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CPK | IU | 155 |
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表の通りでした。
直腸検査は問題なし。
A動物病院で血液不足のため測定できなかったGOTを含め,数値が高かったものを再検査し,貧血でないことも確認された。
GOTも上昇しているため,どこかの筋肉のダメージが疑われるが,心筋梗塞を心配しCPKも測定したが,正常範囲であったので,その可能性は低いとのこと。
GPT,ALTはおよそ7時間後には下がってきているし,食餌もとれ,状態も安定していることから,I 動物病院では処置はせず,今後再現するかを要観察となった。
以前から服用していた肝臓の薬も飲み終わったところで終了し,その後1ヵ月で肝臓等の数値の再検査を行う予定となった

12日の晩には,補液効果か直検効果か,ごもくんのここ暫く見たこともない理想的な長いう○ちが元気よく挨拶してくれました

その話を I 動物病院の先生にお話しすると,ガスも溜まっていたことだし,相当お腹が痛かったのかも知れないと仰ってました。
A動物病院で担当して下さった先生にも,元気になったことをお伝えしましたら,とても喜んでくださいました。
翌13日にはすっかりいつものごもくんにもどり,日ごろのかあさん守り隊の任務をしっかりしてくれています

今回は2つの動物病院がごもくのことをしっかり診て,助けてくださいました。両動物病院の連携の良さがごもくを救ってくださったのだと思います。どちらの病院にも感謝しています

最後にこかあちゃんの不安での震えの余韻は12日夕方まで引きずりましたが,ごもくんの回復と共に回復しました

それだけごもくがかけがえのない存在であることを,ブログ開設8周年記念日に痛感したのでした
長々と読んでくださってありがとうございます
苦しさを乗り越えてくれたごもくんに
ぽちっと宜しくお願い致します。

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